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提督さんと赤城さん、参。 [艦隊これくしょん]

提督さん 【 Lv 49 】
まだ改造できてない艦艇の改造を優先してるから、最近は出番が
回ってこない赤城さん・・・、ボーキサイトの味は少し懐かしいけれど、
余剰になった艦をバクバク食べてるので、それなりに満足なご様子(こなた)

改造が済んでいる艦艇では、電さんに続いて 2 艦目のカンストです(@にや)
もう・・・何を食べても・・・何も感じない・・・、鋼鉄すら飲む宇宙の胃袋(@ぐらさん)
kc_0051a49.jpg




あとは、おまけの落書き(こなた)



提督さん「やあ、調子はどうだい?」
赤城さん「あら提督。 いつでも出撃できます」
提督さん「さすがだね、頼もしいかぎりだよ。
      そういえば、お前さんの近代化が限界に達したらしいね」
赤城さん「はい、工廠の皆さんには手を尽くして頂きました」
提督さん「あとは天命ならぬ、オレからの命令を待つだけってことか」
赤城さん「沖ノ島海域の攻略、いかがですか?」
提督さん「ずるい質問だね、何を答えてほしいんだい?
      出撃命令のタイミング? それとも作戦の話なのかい?」
赤城さん「ごめんなさい。 提督のお気持ちを探るつもりはないんです。
      ただ、沖ノ島の話を聞いてみたいと思ったので」
提督さん「ちょっと予習しときたいってことか。 オレは構わないさ。
      ただ、作戦といった細かい話は、まだできないけどね」
赤城さん「はい、どんなことでもいいので」
提督さん「そうだな、少しばかり話をしてみようか。
      今は主力艦隊への指示として、会戦二回で撤収だろう?」
赤城さん「はい、損害が小さくても帰ってくるように、と」
提督さん「三回目の会戦から、とんでもないやつが出てくるからさ」
赤城さん「とんでもない?」
提督さん「ときどき敵の艦隊に赤く光ってるやつがいるだろう?」
赤城さん「はい、とても強化された艦船のようですね。
      私たちの艦載機や戦艦の威力があれば沈められますけど」
提督さん「さらに、もう一段階、強化されたやつが潜んでるのさ。
      そいつは赤じゃなくて、黄金に光ってるらしい」
赤城さん「さらに強いなんて。 相当に攻撃と防御が高いのでしょうね」
提督さん「たぶん、そういうことになるね。
      もちろん、黄金に光る艦に従ってる艦は赤いやつばかりだろう。
      まったく敵さんの戦力には驚かされてばかりさ」
赤城さん「まさに、私たち主力艦隊にとっての壁ってことですね」
提督さん「いつかは会戦三回の侵攻はしてもらうことになるけどさ。
      今はね、できるかぎりの情報を集めてて分析とてるところだ」
赤城さん「はい、よろしくおねがいします」
提督さん「それと、侵攻ルートだけどね。
      敵の工作によって侵攻を果たせないものがあるらしい。
      ま、敵主力から遠ざけるって意味で北西ルートだろうね」
赤城さん「もし、そちらに誘い込まれてしまったら、
      さっさと会戦二回で撤収するということですね」
提督さん「そういうこと。 無駄に損害を出したくないしな。
      それと、航空戦隊のお前さんにぴったりの情報なんだが、
      もしかすると、ちょっと気持ちに不満を感じるかもしれない。
      どのみち命令するときは従ってもらうが、どうする?」
赤城さん「提督の考えを少しでも理解したいので、ぜひ聞かせてください」
提督さん「そうかい?
      それじゃ、航空戦隊の編成についてだけどね。
      戦闘機はいっさい載せない。 攻撃機と爆撃機のみでやる」
赤城さん「それでは、制空権を取られるのでは?」
提督さん「沖ノ島の全てのルートに空母を展開してるわけじゃなさそうでね。
      航空機で撃ちあいとなれば、どうしても損害が大きくなる」
赤城さん「全ての航空機を撃ち落とせるわけじゃないですものね」
提督さん「できれば、敵主力とぶつかるまでは艦隊の被害を抑えたいんだ。
      だから、空母が見あたらないルートを狙って進撃するのさ」
赤城さん「航空機の先制攻撃に火力を集中させるのが目的ですね。
      たしかに敵艦隊に空母がいないと制空権は取れます。
      でも、それは空母が出てくると撤退するということですか?」
提督さん「お前さんたちなら負けることはないけどね。
      ただ、無傷で突破できるかというと、かなり怪しいからな」
赤城さん「損傷の程度によっては侵攻もありえる、と?」
提督さん「それも程度によってだが、まだ今は判断できないね。
      もうちょっと敵の情報が集められるといいんだけどさ。
      まだ、今のオレには作戦をまとめられる材料が揃ってない」
赤城さん「けれど、提督は良い作戦を考えてくれると信じられます」
提督さん「ああ、きっちりとね。 お前さんの信頼には応えてみせるさ」
赤城さん「それでは、わたしも練度を万全にしておきますね」
提督さん「本番に向けてね、きっちりと仕上げといてくれ。
      ボーキサイトならたっぷりあるし、遠慮しなくていいよ」
赤城さん「いつかの遠征の成果ですね。 ありがとうございます」
提督さん「そういう下準備をするのもオレの役割だからな。
      ま、今でも燃料については備蓄が不安なんだけどね。
      そいつも何とかしてみせるさ」



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